シンガポールに完全帰国して1年が経つので振返り

コロナが明けて2022年4月7日に
家族でシンガポールに完全帰国しました。
それからちょうど1年が経とうとしています。

振返ると2020年3月21日に日本に帰国して
数日後にシンガポールがコロナにより
ロックダウンされてシンガポールに入国することが
できなくなりました。

春休みのため日本に帰国したタイミングです。

私がコロナを知ったのは2019年12月に
シンガポールで耳鼻科に行った時でした。
受付で中国の武漢に行った人は申告して下さい
という張り紙を見た時です。

ここからシンガポール内ではコロナは
危険かもしれないという雰囲気が出始めました。

マスクをした方が良いとか、うがい手洗い、消毒など
対策をすることが推奨されていました。

その時はここまで大変な状態になるとは
全く予想ができませんでしたが、
春休みの帰国の頃にはもしかすると日本に帰国したら
当面はシンガポールに戻って来れないかもしれないという
ことは感じていました。

結果日本帰国後の数日後にはシンガポールに戻れなくなり
そこから約2年間日本で過ごすことになります。
ロックダウン
そこから1年が過ぎいつになったら戻れるのか?
という焦りもありながら、シンガポールに戻るタイミングを
ずっとはかっていましたが、中々戻ることができず
長女が日本の小学校に転校していたので、
3年生が終わるタイミングでは何があっても
戻ろうと決めていました。

そして2021年の終わりぐらいから2022年3月には
戻ることができるだろうという雰囲気が出てきたので
この機会を逃すことなく必ずシンガポールに戻ることを
決めて準備をし、2022年4月7日に完全帰国しました。

コロナ中も私は単独で2回シンガポールに行き
状況を確認しながらずっと家族全員で帰国する
タイミングを考えていました。

1回目のシンガポール帰国はホテルで2週間隔離をしました。
これは本当に辛い経験でした。
朝昼晩の食事は提供されますが、ホテルの部屋から
一歩も出ることはできません。
最初の1週間は普段ではできないことをやることで
楽しめることができましたが、折り返しとなる
1週間目が終わった日に感じたことは
まだこの生活が1週間も続くのかと思い
心が折れそうになりました。

言葉で表現するなら

綺麗な刑務所暮らしです。

2週間の時間を潰すために本を持っていったり
普段やらないですがswitchを買って持っていったり
色々と対策はしましたが、1週間であれば楽しめますが
2週間は本当に辛い時間でした。
もう2度とこの隔離はしたくないです。

外に出れることの有り難みをとても感じた時でした。

話は2022年4月7日にシンガポールに完全帰国して
からの話に戻したいと思います。

コロナ前とコロナ後では色々と変化がありました。

コロナ前はシンガポールの日本人学校に長女は
通っていましたが、
帰国してからはインターナショナルスクールに通うことになり、
長男も当時は1歳ぐらいでしたが、帰国時には3歳になり
長女と同じインターナショナルスクールに通うことに
しました。
インターナショナルスクール

コロナ中に次女が生まれて家族が1人増えました。

色々な変化があるの中でのシンガポール生活の
再スタートだったので、私としては不安もありました。

特にシンガポールという親も友達もいない環境で
子供3人を本当に育てていけるのか?

ここが大きな不安ではありましたが
置かれた環境を受け止めて各人が役割を分担し、
協力して生活をすることでコロナ前よりも
絆の強い家族になれていると思います。

置かれた環境を受け止めるためには
なぜこれをするのか?というモチベーションが
とても大事だと感じていて、

私達は日本で生活をするよりも
シンガポールで生活をしたいという思いが強く
これが環境を受け止めて乗り越えるための
モチベーションの源泉になっていると思います。

なぜシンガポールで生活をしたいのかというのは
簡単に言うと

子供を育てる環境が日本より抜群に良いから

明確な住みたい理由があるから
シンガポール生活を再スタートして
上手くいった理由だと思います。

もっと言うとコロナ中の2年の間もシンガポールに
戻ることを前提とした生活をしていて、
この2年間を耐えることができたのも
先程書いたシンガポールで生活をしたい明確な理由が
あるからです。

人というのはこれがしたいと本当に心の底から思うことに
対しては自然とエネルギーが湧き出て
頑張ることができるんだなということは
改めて感じた出来事でもあります。
目標設定

シンガポールに来たのがコロナが始まる1年前。
やっと生活が慣れてきたと思ったらコロナにより
2年間は日本で過ごし、コロナが明けて完全帰国して
1年が経つところ。

シンガポール移住が1年遅れていたら
コロナにより移住はできていなかったと思います。
これも何かの運命かなと思うぐらいちょうど良い
タイミングでシンガポール移住をしました。

2年間の日本生活を終えて再スタートできて
1年が経ちますが、シンガポールに戻ってきて
本当に良かったと思っています。

この1年間は家族の時間も大切にして、
仕事もバリバリやってきていて、家族も仕事も
良い成果が出始めています。

自分の目指す理想を追い求めて
これからも日々成長していこうと思います。

それでは・・・
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