長男(4歳)にひらがなを教えてる時の気づき

長男(4歳)は2歳になる前から
インターナショナルスクールに通っていて
日本語を学ぶという環境はない。
家庭内は日本語なので家庭内での会話で学ぶか、
身近な日本人との会話から学ぶか、
YouTubeぐらいしかない。
日本語は話せているけど、
正しい使い方ではないことが多い。

ひらがな一覧
図1

そこで日本語の対策は公文で学ぶことにしていて
今ひらがなの勉強中。

公文をやるのは土日限定。
平日の学校後にやるというのも考えましたが
平日はインターナショナルスクールで
バイリンガルコースを受けて
英語と中国語を学んできているので、
帰ってきてから日本語を勉強させるのは
逆効果になると思い土日限定にしています。

正確には火曜日に公文の先生とのオンラインの
授業があるので、その日はやるようにしていますが、
宿題があるので宿題は土日にやるという感じです。

土日の宿題の公文の先生は私が担当しています。
どうしたらひらがなを覚えられるのか?ということを
毎週試行錯誤しながら先生をしているのですが
ある日気づいたことがありました。

図1の様なひらがな一覧を読む時に
あいうえお・かきくけこ・・・・というのは
上から順に読むことはできるのですが、
途中の う を これをなんて読む?と聞くと
読めないのです。

上から順に読めているので一つ一つのひらがなも
読めるもんだと私は思い込んでいました。

しかし、一つ一つのひらがなの読み方を質問すると
読めないということがわかり、これはまずいなと思い
指導法を変えることにしました。

もう一つ気づいたことがありまして

りんご

上の様なりんごの絵とひらがな(りんご)を見せると
りんご
と読めるのですが

りんご
だけを見せて
読ませると読めません。

り ん ご
と並べて

はなんて読むのというと読めません。

りんごの絵とひらがら(りんご)を見せると
りんごと読める?正確にはりんごと発声できる。
これも先ほどのように問題発見をしてしまったので
セットで指導法を変えることにしました。

リズムやイメージでりんごという音を覚えているという
感じで、読み方を覚えているのではないということです。

どうしようか考えてまだ試行錯誤中ではありますが
まずは日本語を覚えるメリットが長男(4歳)には
あまりないので覚えることのインセンティブを付与しました。

メリットがないというのは学校では
クラスに日本人はいませんし、
日本語を読むことも話すこともありません。
家族内でのコミュニケーションは日本語ですが、
そこでは不自由がないぐらい話すことはできているので
それ以上に学ぶ必要がないということです。

話は戻しますが、インセンティブは何にしたかというと
お金です💰
全てのひらがなを覚えることができたら
10ドルがもらえることにしました。
お小遣い

長女(10歳)はお小遣い制度です。
長男(4歳)も最近長女のお小遣い制度を見て
興味を持ち始めたので少し前にお小遣い制度を導入しました。
このお小遣い制度についてはどういう制度なのかは
また別のブログで詳しく書きたいと思いますのでここでは
簡単に説明します。

長男(4歳)がお小遣い制度に興味を持ち始めたのは公文とは
全く関係ないところで、長女(10歳)は小2ぐらいから
本格的にお小遣い制度を始めていて
なぜ始めたのはというと

自主的に気づいて動ける人に育てたい

という教育目標があり、そのため家庭内で自分で気づいて
お手伝いをできたらお小遣いを上げるというのを始めていて
そのため長女(10歳)はお手伝いができるところを探すプロに
なりつつあります。お手伝いをするとお金を貰えているところを
見ている長男(4歳)は

僕もマネー欲しい!

*お金ではなくマネーです笑

と言うようになり、それならお小遣い制度を始めるかということで
最近始めたのです。

長男(4歳)はマネーの価値も意味もよくわかっていませんが
お姉ちゃんが何か貰ってるから僕も欲しいということだけです。
価値や意味もわかっていませんが、お手伝いするとマネーという
何かをもらっているということに、自分も参加したいということ
になってきたので、これは教育に使えるかもと思い、
お小遣い制度を導入しました。

そして長男(4歳)はマネーがもらえるということに
喜びを感じているのでお手伝いさせてくれと必要以上に
言ってくるようになっていたので、

ひらがなを全部覚えたら10ドルあげる

と言ったら

やりたい!!
と言ったのでスタートしました。

インセンティブがない時とある時では
本人のひらがなを覚えたいというやる気は
全くの別人です。

土日の公文も嫌々やっていて、少しやってはテレビみたいと
言ったり、やりたいくないと怒り出したりと大変でしたが
インセンティブをつけた途端、公文の時間も驚くほど前向きに
やる様になり、私が読んでいる本読んでいるときには
本を覗き込んできて

パパこれは〇〇(ひらがな)だよね?
とひらがなを指して聞いて来るようになりました。

他にも家の中にある日本語が書いてあるものを見ても
パパこれは〇〇(ひらがな)だよね?
と言うようになってひらがなを覚える
意欲が凄く上がってます。
ありがとう

長男(4歳)のひらがな覚えるスイッチが入ったので
あとは時間の問題かなというところまで来ていますが
ここでも一つ気づいたことがあります。

インセンティブによるモチベーションを高めて
やる気スイッチが入ったことでやる気があるので
頑張って覚えようとしているのはよくわかるのですが、
とはいえそんな簡単に覚えていくわけではありません。

そこで私が思ったことは、教育には根気が必要だということです。
私が英語を勉強して単語を覚えたと思ったら、翌週には忘れている
みたいなことと同じで長男(4歳)も覚えたかなと思ったら
翌週には忘れているということの繰り返しが起こります。

そこで先生である私は正直に言うとイライラしている
自分がいることに気づきます。
でも自分のことを考えたら英語の単語で例えたように
覚えたと思ったら翌週には忘れている。単語によっては
覚えていることもあるみたいなことが起こるわけで
ここには繰り返しやることが大切であり、覚えていないことに
イライラしてはいけないことを学んだと同時に思ったことは
本人が意欲的に取組んでいて覚えても忘れてしまうということは
そのうち覚えられるということだろうということです。

なので気長に全てを覚えられる日が来ることを待とうという
ことにしました。

これってビジネスの社員教育でも当てはまるなーと思い
20年事業をしていますが、自分の過去の社員教育は
間違っていたことが沢山ありそうだということも思いました。

自分ができることは相手はすぐにでもできるだろうと
思ってしまう私の性格は反省すべき点が多いなと思います。
やる気があり意欲的に取組んでいるのであれば
子供も社員も気長に待って育つのを見届けていくと
いうのが必要なのかもしれません。

日常生活の中で色々な気づきがあるので
これからも書いていきます。
お小遣い制度の詳細はまたどこかで書きますので
お楽しみに!

私のプロフィールをまだご覧になってない方はこちらを読んでください^^

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りんご
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