国だけに頼らず、自ら子供に成長の機会を与える(文部科学白書を読んで)

  • 2023年2月8日
  • 2023年2月10日
  • 子育て
  • 35回
  • 0件

日本国が子供達の教育に対して
どういう考え方をしているのか
調べるために文部科学白書を読んだ
感想を書きたいと思います。

最初の感想はとても素晴らしい
文言が沢山並んでいるなーと思った。

——————————————————
引用
≪個人と社会の目指すべき姿≫
(個人)自立した人間として、主体的に判断し、
多様な人々と協働しながら新たな価値を創造する人材の育成
(社会)
一人一人が活躍し、豊かで安心して暮らせる社会の実現、
社会(地域・国・世界)の持続的な成長・発展
——————————————————

・教育の基本は言語理解が必要なため
国語を大切にする
・理数系の人材育成が必要
特に女性の理数系人材が少ないので
ここを増やすことが必要
・グローバルが急速に進んでいるので
英語人材の育成が必要
・道徳心の強化
などなど

考えられそうな教育課題は
全て書かれている印象ではあるが
どれも課題があるからこれもあれもやる
みたいな感じになっていて
どれもが中途半端になっているように
感じた。

会社経営をしていると自社の課題を
整理して、その中で優先順位をつけて
優先順位の高いものに絞って解決を
することで年々より良い会社、より強い会社を
作っていくことができるのだが、
これを日本国の教育課題について
置き換えてみると、優先順位というものが
つけられていなく、全てを満遍なく対策を
実施するというのがそもそもの課題なのでは
ないだろうか?

日本国と会社経営は全く違うものでは
あるとは思うが、あれも大事、これも大事では
どれも解決できないように思う。

教科書が使用できるまでの流れを
見ていても、作成年度から3年後にしか
使用開始ができないというのも
確かに改善には取組んでいるものの
スピード感が不足しているように思う。
教科書が使用されるまでの流れ

もし作成者が自分に子供がいて
自分の子供のためにも教育を強化しなければ
いけないと本気で思っていたとしたら
こんなスピード感で満足するのだろうか?

白書の中にもIB(インターナショナルバカロレア)の
考え方と日本国の教育方針は同じなので
IBの認定校を200校以上にするという目標が
書かれていたが、私の子供達が通う学校は
IB認定校で日本の学校教育とは全くもって
違う教育環境がある。

何を持って日本の教育方針と同じと言っているのか
意味がわからない。

白書の中では175校まで認定校が増加して、
200校という目標は達成できるとという
ことが書いてあるが、単に認定校を増やしたからと
いってそれで何が変わるのだろうか?
ないよりはあった方が良いので増えることには
賛成ではあるが、世界の流行りに乗っているだけで
本当に教育のために増やしているとは感じられない。

今のようなやり方が続く限り日本の教育環境では
劇的に良くなることはないだろうなと
改めて思ってしまった。

インターネットが生まれた20年ぐらい前から
世の中は大きく変化してきた。
他の省庁のデータを見ても、色々なところに
大きな変化が出ている。

日本の子供達をどう育てていくのかも
やり方に対して大きな変化が必要だと思う。

そのためには日本国が率先して変化を
させていく必要がある。

しかし、白書を見る限りだとあれもこれもやる
全ての課題を網羅的に解決する方針
このやり方をしている時点で大きな変化は
生まれないだろう。
変化2

インターに行って英語ができれば良いではない
子供一人一人が何か得意な分野を見つけて、
その分野を深く掘っていくことが大切だと思う。

得意分野を見つける手助けをすることが
国や親の役目ではないだろうか?

興味が強くあったり、得意な分野を
見つけたらそれを思いっきり掘っていける
環境を提供して上げることができたら
その子は強みができて、これからの人生を
生きる武器を持つことができるのでは
ないだろうか?

私は3人の子供の親として、
子供達に自分の得意分野を見つけるサポートと
見つけた後はそれを深掘りできる環境を
与えていこうと強く思っています。

そこにはお金もかかるけど
いますぐに必要ではなくて
数年後に必要になっても良いように
親は今からお金を稼ぐことが大切である
とも思っている。

もっというと子供が生まれる前から
子供を育てたいと思う気持ちがあるのなら
親の経済力向上はマストである。

目の前にお金が必要な状況が起きてから
お金を稼ごうとしたって稼げるわけがない。

自分の未来を想像して、必要なお金や必要な環境を
予想して、そのためにかなり早い段階から準備を
していかなければならない。

子供を産みたい、育てたいと思っているなら
それに合わせたプランニングが必要なのである。
子供を育てる前にまずは自分を育てなければ
ならない。
人生計画

ちなみに私の3人の子供が幼稚園から大学まで
いくのにザックリ計算で1人1億円がかかる。
3人なので3億円。学費だけで。

私はインターナショナルスクールに通うことが
良いと思っているし、通わせたいと思っていて
これが自分の希望であるので、この希望に対して
これからかかる必要経費を計算し、
それ以上の稼ぎをするための行動を常にしている。

この親の努力が子供にも伝わるだろうし、
自分自身が成長していくことで、子供に対しても
教えれる幅が広がり、質も高まるのだと思う。

子供は成長して欲しいが、自分は現状維持では
子供から尊敬されることもないし、
子供に教えれることは何もないと思う。

子供をより良い環境で育てていきたいと
思う人は、まずは自分がどう成長するのか?
を考えてみると良いのではと思います。

日本国の対策を待っていたら自分達の子供は
成人してしまいます。
この置かれている環境で、日本国に頼ることを考えず
まずは自分が成長し自らの力で子供達の明るい未来を
作り出すことが必要だと改めて感じました。

それでは・・・
私のプロフィールをまだご覧になってない方はこちらから読んでください^^

自己紹介


ブログを始めた理由はこちらから

ブログを始めた理由と私のやりたいこと

人生計画
最新情報をチェックしよう!